Technology 技術活用Technology 技術活用

ICT(情報通信技術)の活用で、施工現場での生産性や品質安全性の向上を図り、建設機械と電子機器・計測機器の組み合わせによる連動制御、それらのネットワーク化による一元的な施工管理を実現する。

建設工事の調査・設計・施工・監督・検査・維持管理において、ICT(情報通信技術)を使って各工程から得られる電子情報を活用して高効率・高精度の施工を行い、そして施工工程で得られた電子情報を他の工程に使うことで、生産工程全体の生産性の向上や品質の確保を図る。

ICT施工の導入で安全性と生産性が向上
人手不足の課題解決、
環境負担やコストの削減も可能に

Technology 技術活用「メリット」Technology 技術活用「メリット」

01

建設現場における事故発生のリスク回避

若手の女性社員でもドローンの操縦が可能で、危険な場所に立ち入る必要がなくなることで、測量の効率化と安全性向上を実現。また、運転席のモニターで情報を確認でき、法面切出しの印や法長・法尻の確認など運転席からの昇降回数が減るため、重機からの転落事故等のリスクも軽減できる。

02

建機操作の半自動化による人手不足の解消

少子高齢化による建設現場の担い手不足は2025年までに110万人が離職すると言われており、重機オペレーターも例外ではない。オペレーターの育成には相当な時間がかかる課題を、ICT建設機械の導入で改善。また、宮本組のICT施工課では、自社で3次元データ解析や3次元設計図面の作成ができるよう社員育成にも注力している。

03

独自のICT施工技術により数多くのノウハウを蓄積

ドローンによる測量・土量解析から2D/3D設計データの作成、ICT施工まで一貫して対応できることを強みとし、施工ごとに発生する新たな課題に対し、3D設計データ作成のために必要な情報の補完に加えデータの変更など、自社でノウハウを蓄積できるメリットを最大限に活かしながら、日々新しい価値を創造している。

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ICT施工により環境負担とコストを軽減

相当な量を使用、廃棄していた丁張材の、回収する人件費や産廃処分費などのコスト削減と同時に、ICT建設機械のより効率的な稼働が可能になるため、燃費消費量の低減を可能にする。